はるな郷の基本理念、倫理綱領及び職員行動規範
基本理念
利用者と共に生きる全ての人の幸せを目指して
倫理綱領
7つの項目
- 生命の尊重
私たちは、利用者一人ひとりをかけがえのない存在として敬い、その人なりの人生を大切にします。
- 個人の尊重
私たちは、利用者一人ひとりの個性とプライバシーを尊重し、自己決定を基本とした支援を心がけます。
- 人権の擁護
私たちは、いかなる差別、虐待、人権侵害も許さず、利用者一人ひとりの基本的人権を守ります。
- 生活環境の整備
私たちは利用者一人ひとりが快適な日々を過ごせるよう、施設及び周辺の環境整備に努めます。
- 社会参加の促進
私たちは、利用者一人ひとりが社会を構成する一員としての市民生活が送れるよう支援します。
- 地域生活の充実
私たちは、地域で生活する障害のある人たちが、豊かで充実した生活を実感できるよう、一人ひとりのニーズや要望に添った支援を心がけます。
- 専門性の追求
私たちは、障害福祉に携わる者としてその専門的役割と使命を自覚し、自身と向き合うことを忘れず日々の研鑽に努め専門性を高めます。
職員行動規範
9つの姿勢
- 基本的姿勢
(1)利用者を呼ぶ際は、決して呼び捨てにせず、「○○さん」と敬称をつけることを基本とします。
(2)利用者に対して、常に真摯に向き合い、言葉かけ等を行い、了解を得てから支援します。
- 自分で決めることを支える姿勢
(1)利用者に対して、職員の好みや考え方を押しつけることなく、一人ひとりの声を聴き、想いを受け止め、本人が選択し自分で決めることを支援します。
(2)利用者のニーズに応じて地域の社会資源を活用する機会を増やし、選んで決める経験を提供します。
- 虐待を許さない姿勢
(1)私たちは、殴る、蹴る、つねるその他怪我をさせるような暴力行為や不当な身体拘束などをはじめ、いかなる虐待も許さず、質の高い豊かな生活を送ることができるよう支援します。
(2)虐待あるいはそれが疑われる様な行為を発見した場合は、行為者に対して助言や制止を行う、あるいは上司、関係機関に通報するなどの必要な行動をとります。
- プライバシーを守る姿勢
(1)私たちは、排泄や入浴など生活のあらゆる場面において同性介助を基本としてプライバシーを守ります。
(2)利用者宛の郵便物などの開封や、居室への入室、所持品やロッカーの確認など、本人の承諾や了解を得てから行います。
- 財産を適切に取り扱う姿勢
(1)利用者の私物は貴重な財産であることを自覚し、適切に取り扱います。
(2)利用者の所持金等財産の取り扱いについては、本人をはじめ保護者や家族などの納得が得られるよう十分な説明と丁寧な対応を心がけます。
- 健康と安全、快適さを追求する姿勢
(1)私たちは、安全で快適な生活環境の向上に心がけ、事故を未然に防ぐため絶えざる点検と改善に取り組みます。
(2)利用者が健康な生活が送ることができるように体調の確認を欠かさず適切な医療が受けられるように支援します。
- 地域との信頼感を醸成する姿勢
(1)私たちは、これまでの地域との結びつきを認識し、一層の信頼が得られるよう、良識ある行動を行います。
(2)見学者やボランティア、実習生などに対して、丁寧に接し、利用者への正しい理解を促すよう努めます。
- 保護者等との信頼関係作りへの姿勢
(1)利用者の保護者や家族に情報を伝える際は、誠意を持って対応し信頼関係を深めます。
(2)保護者や家族からの意見には真摯に耳を傾け、不安や不信を与えないような適切な対応を行い、必要に応じて積極的な改善に努めます。
- 専門性向上と良好なチーム形成への姿勢
(1)支援者は自らの職業における専門性の向上のため、積極的に学習する機会を持ち、研修会に参加するなど、自己啓発とスキルアップに尽力します。
(2)日々の支援を振り返り、一人の気付きをチームに広げ良好なチームワークの形成に努めます。